Special Life

毎日の生活で感じたことから、仕事、グルメ、スポーツ、映画、音楽、小説、テレビ、ファッションなどなど、ジャンルを問わず書き綴ります。

子供が生まれると変わる、優先順位の話

先日、自身初めてとなる新しい命を授かった。

自分が親になるなんていまだに信じられないけれど、なかなか子供が授からなかったり、たとえ授かっても残念ながら生まれてこられなかった命がたくさんあるなか、生まれてきてくれた娘のことは粉骨砕身で育てたいと思う。

そして、妻はもちろん、家族や友人、同僚、病院スタッフの方々含め、支えてくれたさまざまな人たちに感謝。

「授かる」という言葉の意味が、本当の意味で理解することができた、2016年冬の夜でした。

ところで、妻が妊娠して、出産する過程で、強く思ったのが優先順位のこと。

当然ながら、独身時代は自分のものが最優先。結婚すると二人のものが最優先になるけど、それでも自分のものの優先順位が大きく下がることはない。ところが、子供ができると、それが一気に下がる。下がるというより、どうでも良くなる。物理的なものを含めてすべて。

もちろん、生まれる前からなんでもかんでも十分すぎるほど買いそろえればいいとか、子供が生まれて成長してきたときに、欲しいものを何でも買い与えるとか、そういうことではなく、プライベートなシーンで何かを選択するときに、「子供にとってベストなのはなんなのか」というのが基準になってくる。

自分の身体のことを考えるときも同じ。自分の健康のためというより(結果的には自分のためにもなるんだけど)、子供に不自由させないように自分が病気をしたり、怪我をしたりしないように細心の注意を払うようになってくる。

あともうひとつ。「妻が妊娠してるときや、子供が生まれて実家に帰ってるとき、浮気をする男がいる」みたいな話を聞くことがあるけど、あれは都市伝説だと思う。決してマジメぶるわけでもなく。

妻が妊娠してるときは、お腹の子が無事に生まれてくるかどうかで頭がいっぱいで、そんなことにまったく気が向かない。また、子供が生まれたら生まれたで、いつだって会いにいきたいし、妻が子供の世話や夜泣きとかで大変な思いをしてるときに、正常な感覚の人間であれば、他の女性と遊びたいなんて感覚にならないと思う。ホントに。

今回、初めて自分に子供ができて、強く実感した話。