Special Life

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高校野球のタイブレーク制導入について ~球界著名人や現役監督、現役球児の意見~

本日もこんなニュースが出ていました。


甲子園でタイブレーク 16年度まで導入せず

http://mainichi.jp/koshien/articles/20160216/k00/00m/050/077000c


それにともない、ちょっと前のものが多いですが、高校野球で導入が進み始めているタイブレーク制について、さまざまな方々の意見を集めてみました。

個人的には、タイブレークじゃなくてもいいんじゃないか、という思いはありますが、明確な代案も示せないのが正直なところです。

スポーツのルールというのは、時代とともに変わっていくのは必然なので受け入れるしかないのかもしれませんが、もう少し考察を深めてみたいと思います。

 

ビートたけし
「夏の大会で、予選から投げるんじゃない、エースが。あれだけ真夏で…こんなん、虐待だよ。外国、アメリカなんかいったら、大変なことになっちゃうよ」
「1回投げたら3日置きの60球とかでやらなきゃ」
http://npn.co.jp/article/detail/30835945/

 

ダルビッシュ有
「学年別で1日に可能な投球回数を決めた方がいいと思います。1年5回、2年6回、3年7回って感じで。ベンチ入り可能な選手も18人から増やせばいいと思います」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/15/kiji/K20140715008568330.html

 

日本ハム斎藤佑樹
「(高野連は)高校生の体のことを考えて最善の方法を、と考えていると思う」
「(再試合制の)そういう歴史は、変わるものですから。でも、どっちがいいのか分からない」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

横浜・渡辺元智監督
「健康管理の面に、きっちりした裏付けがあればいいと思います。名勝負が少なくなってしまう可能性はあります。どこか意図的になることで、「人対人」の戦いに興味が薄れてしまうのではないかと。個人的には、9回でタイブレークというのは、どうなのかなという気がしています」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

大阪桐蔭西谷浩一監督
「延長は延長の醍醐味(だいごみ)がありますし、通常の形で決着をつけたい気持ちはあります。ただ翌日再試合というのは、選手への負担は重い。延長15回までやって決着がつかなければタイブレーク方式なら、致し方ないかなと思います」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

智弁和歌山高嶋仁監督
「15回に変更された時でも、もう18回戦うことはないのかと寂しく思ったくらいなので、今の形で決着をつけたい思いはあります。ただ投手の体調を考えれば仕方のないこと。導入となればしっかり練習します」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

龍谷大平安・原田英彦監督
「反対です。タイブレークで勝つにはどうすればいいか、と考えることで野球が変わる。先を考えて選手起用も変えざるを得ない。投球回数制限や天候に左右されずに休養日は確保するなどの方法を検討していただければと思います」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

帝京・前田三夫監督
「今まで通り、決着をつけた方がいいというのはあります。勝負しないで、逃げの部分が出てくるとか、野球が変わる感じがしますね。決して反対ではないですが、ピンとはきませんね」
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20140714-1334171.html

 

箕島・尾藤強監督
「健康面配慮しての今回の検討だと思いますんで、賛成ではないですけどしかたない部分はありますね」
http://npn.co.jp/article/detail/30835945/

 

横浜隼人・水谷哲也監督
「世界的に認められるスポーツになるためには取り入れなければいけない」「強者しか勝てない環境になっているのが現状。(タイブレークで)弱いチームが勝つチャンスが生まれる」
http://www.kanaloco.jp/article/84049/cms_id/125930

 

横浜清陵総合・佐藤雄彦監督
「堅実に守って1点を争う展開に持ち込み、強豪校に重圧をかけながら勝機を見いだすのが多くの公立校の戦い方。タイブレークだと失点のダメージの方が不安」
http://www.kanaloco.jp/article/84049/cms_id/125930

 

県相模原・佐相眞澄監督
「流れが大きく変わるのがタイブレーク。単純な実力差だけで決着がつかない」
http://www.kanaloco.jp/article/84049/cms_id/125930

 

スポーツジャーナリスト・小関順二
「僕はタイブレークの導入は反対ですね。高校野球の面白さは、チャンスメイクの仕方なわけで、どうやってランナーを出して、得点に結びつけるか。そこが醍醐味でもあるのに、タイブレーク導入で人為的にランナーを置いた状態で攻撃を仕掛けることは、なんの面白味もないですよ。投手の問題に関しても、人数を多く揃えればいいし、球数制限をすればいい。そうすると、私立が有利になってしまうという見方もありますが、公立校との差をつかなくするためにタイブレークを導入するというのは間違っていますね」
http://www.hb-nippon.com/news/36-hb-bsinfo/15702-pinfo20141204001

 

桑田真澄
「導入するくらいなら球数制限をするべき」
「エースが投げているから決着がつかない。例えば80球以上投げちゃ駄目で、次の投手が出てくれば、安打が出やすいし、点が入りやすい」
「僕より凄い選手はいっぱいいたけど、みんなつぶれた。若いうちは無理しちゃいけない」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/01/11/kiji/K20150111009607180.html

 

金村義明
「真っ向から反対ですよね。甲子園って野球を目指す人間たちの聖地ですからね。そこでタイブレークって…」
http://npn.co.jp/article/detail/30835945/

 

現役高校球児
「心配してくれるのはありがたいけど、僕らは延長15回までやれるようにトレーニングをし、そのつもりで体づくりをしてきた。全然今まで通りで問題ないっすよ。それまでの流れもあるし、見てる方もその方が面白い。絶対、反対です」
「なんで打たれてもないのに走者を出さないといけないんですか。そんなので負けたら一生悔いが残ります。制限されたくない」
「僕は15回投げたこともありますが、投げる側としても走者なしの方が勝負として納得できる。中途半端な終わり方になる。疲労はたまってもそれも勝負のうち。そのためにここまでやってきたんです」
「早く終わらせることを前提にすると余計にピッチャーの重圧になる。目先の判断なんじゃないか」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/299435/