Special Life

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第92回箱根駅伝 総括

2016年1月2日・3日に第92回箱根駅伝が行われました。今年は天気にも恵まれ、若干気温が高かったことはありましたが、おおむね良いコンディションのもとでレースが実施できたのではないでしょうか。

 

そんななか、大本命の青山学院大学が1区から1位を守っての完全優勝。原監督自身強チームと称していた実力を思う存分発揮して、見事に連覇を成し遂げました。

 

戦前から、神野さえ普通に走れば間違いなく優勝、と考えてはいたのですが、その通り、いや、それ以上に強さを発揮しての完勝には脱帽です。

 

どんな形であれ、青学が4区まで上位争いしてくるのは確実でした。そんな青学がもし負けるとしたら、ケガが完治していない神野が本来の力を発揮できずに5区で東洋に逆転されて、復路で焦って追いつけない、というパターンのみだと考えていました。ところが、1~4区も想定以上に強く、また、神野も昨年ほどではないにしろ、しっかりとした走りで往路を圧勝。これでは他校がつけいる隙がありません。

 

また、唯一の心配どころだった6区で、1年生小野田が快走し、完全に決着をつけた形となりました。7区以降はウイニングランのような雰囲気でしたね。

 

東洋については、全体的に相当良い走りだったと思います。1区上村がやや出遅れたものの、小さなブレーキもなく、青学が1つ大きなミスをしていたら東洋が優勝してもおかしくはありませんでした。エース級の選手は服部兄弟ぐらいしかいませんでしたが、全員が昨年から着実に成長を遂げ、称賛に値するレースだったかと思います。

 

そして駒澤大学。優勝するには2~3枚足りないと思ってましたが、ほぼ予想通りの結果でした。其田がもう少し上位でつなげば、展開は変わってた気がしますが、昨年、一昨年に比べると陣容は整いませんでした。総合優勝したのは2008年は最後。毎年、優秀な高校生を獲得しているだけに、大八木監督のプレッシャーと焦りも相当なものでしょう。そろそろ、指導方法や選手の起用法について、再考する時期なのかもしれません。

 

他大学については、またの機会に書きたいと思います。

 

昨年、青学が優勝したとき、「来年も強そうだな」って誰もが思ったはずですが、まさにその通りの結果になりました。来シーズンは、神野、久保田、小椋が抜けるので、一見力は落ちそうな気もしますが、村井、茂木、池田のほか、安藤、梶谷、富田、橋爪などエントリーされてないメンバーにも力のありそうな選手がたくさんいるので強そうです。あとは、有力な新1年生が大量入部する東海大学にも期待!